アウト・セーフの境目を探すより

「暴力は感染症」という例えを話してくれた方の言葉からもう一つ、印象に強く残った言葉を紹介する。その方は学校でも講演をしている。「どこからが暴力ですか?」という質問を受けることがあるそうで、そんな話の流れから。「ここまでなら暴力にならないだろうと考えている時点で暴力を振るう気満々だということ」という主旨のことをおっしゃっていた。なるほどと思った。

アウトとセーフの境目を攻めていくのが「賢い」という風潮が年々強くなっている気がする。法律で禁じられていないから悪ではないなどと。それでは誰も生きやすくはならない。

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